"左官"の技術の進化で新らしい技術へと
代表取締役
昔から左官は住宅やビルなどの外壁や内壁に漆喰やモルタル、壁土などを塗りあげる仕上げ職と言われておりますが、それだけはありません。
その場所の状況に合わせて水や空気との化学反応によって固まる材料の相性を見極めてより良いものを作りあげて行きます。近年ではデザイン性を取り入れた壁や床など多く依頼があり女性の活躍の場も広がると思われます。宮本 卓規
漆喰(しっくい)とは
昔の技術を現代に取り入れる
カルシウムなどが主成分の消石灰に砂、糊、麻すさや、紙すさなどの繊維質を加えて、水で練り上げた塗り壁の材料を混ぜたものです。
主成分の消石灰は、石灰石を焼いてできた生石灰に水分を加えて、消化(水和反応)させたもので、水練りして塗ると、空気中の二酸化炭素と反応して、石灰石の成分に戻り硬化します。そのために硬くて、耐水性にも優れています。
防火性が高いのも特徴で、古くは財産を守るため土蔵に使われたそうです。また、調湿機能も持ち、季節の変化に耐え、カビがつきにくいという性質も合せ持っています。
昔の技術を現代に取り入れる
珪藻土(けいそうど)とは
古くからある壁材です。
ここ最近ではバスマットでよく耳にすることはあると思いますが、古くからある壁材です
。植物性プランクトン(藻)の死骸が海底や湖底で長年にわたって化石化し、それが堆積してできた粘土状の泥土で、古くから耐火煉瓦の原料やお酒、ビールの濾過材、こんろ(七輪)、吸着、脱臭剤などとして幅広く利用されています。珪藻土のメリットは大きく分けると「調湿」「脱臭」「耐火」の3 つ。
湿気が多い日本では、昔から使われる壁材ですが、近年ではペットを飼っている人がよく利用されます。
古くからある壁材です。
CAREERS採用情報
技術を武器にさまざまな現場へ
左官は世界でも通用する技術
左官業と耳にすれば、「古い」「しんどい」「きたない」と一見感じる方はいると思いますが、技術を学び、現代デザインとの融合をはかることで無限に取り組める技術です。本当にやりがいのある仕事です。昔から今まで受け継がれている技法は時を越えて現代までまだ残っている理由があるのです。良いものは今でも受け継がれ、新たな技術をプラスしてまた新たなる技術へと代わり受け継がれております。サラリーマンからの転職、異業種からの転職でも問題ありません。一人前の職人になれるよう丁寧に指導いたします。
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